モーニングセッション1
国際情勢とAI時代の企業防衛NTT株式会社技術企画部門 セキュリティ・アンド・トラスト室 チーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト松原 実穂子 氏
モーニングセッション2
ゼロトラストを前提に、もっと便利に、もっと安全に
さくらインターネット株式会社執行役員 / 最高情報セキュリティ責任者(CISO) / 最高情報責任者(CIO) BBSakura Networks株式会社 取締役江草 陽太 氏
モーニングセッション3
業務背景から読み解くクラウドセキュリティ~対策のセオリーと現場の実態~
株式会社川口設計代表取締役川口 洋 氏
モーニングセッション4
変化し続ける脅威に「適応」し「育てる」AI・SaaS時代のサイバー防衛術
株式会社トライコーダ代表取締役上野 宣 氏
モーニングセッション5
工場を止める「見えない供給網」の守り方(OT/IT境界の実務)
サイバーセキュリティアドバイザー名和 利男 氏
モーニングセッション6
大規模攻撃の事例に学ぶ ― ランサムウェア時代のシステム設計と「これだけはやっておくべき」対応策
一般社団法人ソフトウェア協会フェロー板東 直樹 氏
基調講演1-1
AI ガバナンス新時代 - 国際ルール形成の最前線と経営層が取るべき「攻めと守り」
スマートガバナンス株式会社代表取締役CEO、京都大学大学院法学研究科 特任教授、東京大学大学院法学政治学研究科 客員教授羽深 宏樹 氏
基調講演1-2
現実にCtrl+Zはない。フィジカルAI時代のAIスチュワード
Nexgen Japan株式会社代表取締役大野 有生 氏
基調講演2-1
AI時代のデジタル避難訓練反射ではなく「判断」で守るサイバーセキュリティ
スターバックスコーヒージャパンサイバーセキュリティ部・部長蓮見 祥子 氏
基調講演2-2
オフェンシブセキュリティから考えるAI時代のレジリエンスとは
大阪大学D3センター 教授, CISO猪俣 敦夫 氏
基調講演3-1
【ぐるなび】開発者が自走するクラウドセキュリティの実践
株式会社ぐるなび技術戦略室 CCoEグループ Tech Lead石井 拓也 氏
基調講演3-2
攻撃者はどんなデータが好物?最新事例から見るデータセキュリティ
多摩大学大学院特任教授西尾 素己 氏
基調講演4-1
サイバーセキュリティの最新動向とAI活用20年以上の脅威観測から学ぶ
横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院吉岡 克成 氏
基調講演5-1
取引先と共に進める東芝のサプライチェーンリスク対策
株式会社東芝サイバーセキュリティセンター ゼネラルマネジャー下田 秀一 氏
基調講演5-2
未来の共創を支える、JR西日本グループのサイバーセキュリティ実践知
西日本旅客鉄道株式会社共創ソリューション本部 システムマネジメント部 情報セキュリティ室 セキュリティ技術 兼 企画戦略ガバナンス西澤 優里 氏
基調講演6-2
ホワイトハッカーの目線で迫る、ランサムウェアグループの実態
一般社団法人日本ハッカー協会代表理事杉浦 隆幸 氏
参加特典
視聴&アンケート回答で Amazonギフトカード プレゼント
※条件の詳細は視聴ページ内にある案内をご確認ください ※AmazonはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です
「責任あるAI」を実現
するためのセキュリティ
リーダーの役割
製造業の急所
「サプライチェーン」
リスクへの対処
ランサムウェアで
事業を止めないための
復旧戦略
2026年度は経済産業省による「サプライチェーンセキュリティ対策評価制度」の本格運用が開始されるなど、企業には客観的指標に基づいた対策の可視化が強く求められるようになりつつあります。
クラウドシフトや外部ベンダーとのエコシステム形成が加速するのは時代の必然ですが、サプライチェーンの一箇所の脆弱性が全体を麻痺させるリスクは看過できません。今こそ制度への準拠を足掛かりとした能動的な防御と、有事の際もビジネスを止めない高度なレジリエンスの両立が不可欠です。
本イベントでは最新の規制動向を踏まえた評価の進め方から、その結果を具体的なリスク低減・事業継続戦略へ落とし込む実践的なアプローチを提示します。
開催概要
- 名称
- ITmedia Security Week 2026 夏
~セキュリティは「コスト」ではなく「信頼の証」へ~ - 会期
- 2026年8月31日(月)~ 9月7日(月)
- 形式
- ライブ配信セミナー
- 主催
- @IT、ITmedia エンタープライズ、ITmedia エグゼクティブ
- 参加費
- 無料
- 対象者
- ユーザー企業の経営/経営企画、社内情シスのマネージャ/担当者、セキュリティ担当のシステムエンジニア、SIerなど
※申込の締切は 2026年9月7日(月)14:00 までとなります。
プログラム
- AI時代の経営リスクとガバナンス
- ゼロトラスト
- 運用自動化
- 認証技術とID統制
- クラウドセキュリティ
- データセキュリティ
- エンドポイントセキュリティ
- アタックサーフェス管理
- サプライチェーン攻撃対策
- マネージドサービス
- ランサムウェア対策
Day1 8月31日(月) AI時代の経営リスクとガバナンス
生成AI、AIエージェントの活用が進む現在、これらをいかにして安全かつ効果的に利用するかについて各方面で検討が進んでいます。今後の経営を進めていくうえでは、どんなリスクが考えられるのか。国際情勢や、将来のビジネスの形もふまえながら、検討のヒントを紹介します。
モーニングセッション1 8月31日(月)10:00~10:40
国際情勢とAI時代の企業防衛
2025年秋にアサヒ・アスクルで発生した甚大なランサムウェア攻撃被害、フォーチュン50企業も被害を受けている北朝鮮のIT労働者問題など、地政学リスクとも連動したサイバー攻撃は年々複雑化・巧妙化し、もはや一企業の問題ではなく、国全体の機能にも甚大な影響を及ぼしかねない時代に突入した。個々の企業によるサイバー防御強化のための自助努力だけでは足りず、サプライチェーンや国際連携を視野に入れた国家的なレジリエンス戦略も不可欠である。 生成AIやディープフェイクを悪用したサイバー攻撃を含め、日本が直面している脅威の実態について解説する。また、有事への関心が高まっている中、ウクライナで企業がミサイルやドローン、サイバー攻撃を4年にわたり受けつつも、業務とサービス提供を続けてきたレジリエンスの実態や、台湾有事の前哨戦と思われる重要インフラを狙ったサイバー攻撃についても概観し、企業の考えるべきセキュリティとレジリエンスのポイントを提示する。
NTT株式会社
技術企画部門 セキュリティ・アンド・トラスト室 チーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
松原 実穂子 氏早稲田大学卒業後、防衛省勤務。ジョンズ・ホプキンス大学院修士号。現在NTTでサイバーセキュリティ関連の情報発信と提言。著書に『サイバーセキュリティ』(新潮社、大川出版賞受賞)、『ウクライナのサイバー戦争』(新潮社、サイバーセキュリティアワード書籍部門優秀賞)、『ウクライナ企業の死闘』(産経新聞出版、咢堂ブックオブザイヤー2025大賞 安全保障部門)。第23回正論新風賞受賞。
※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時(2026年3月2日)の情報となります。
基調講演1-1 8月31日(月)13:00~13:30
AI ガバナンス新時代 - 国際ルール形成の最前線と経営層が取るべき「攻めと守り」
本講演では、企業がAIエージェント導入に伴うハルシネーション、制御喪失、サイバー攻撃などのリスクをいかに適切にマネジメントすべきかについて、最新の法令・国際ルールの動向等を踏まえ、実践的な知見を提供します。
スマートガバナンス株式会社
代表取締役CEO、京都大学大学院法学研究科 特任教授、東京大学大学院法学政治学研究科 客員教授
羽深 宏樹 氏AIによって急激に変化する社会のガバナンスやリスクマネジメント、ルール形成等を専門とする。東京大学法学部・法科大学院、スタンフォード大学ロースクール卒(フルブライト奨学生)。WTO(世界貿易機関)、森・濱田松本法律事務所、金融庁、McDermott Will & Emery法律事務所(パリ)、経済産業省を経て現職。2020年、世界経済フォーラムによって「公共部門を変革する世界で最も影響力のある50人」に選出された。主著に『AIガバナンス入門 — リスクマネジメントから社会設計まで』(ハヤカワ新書)。内閣府 上席科学技術政策フェロー、一般社団法人AIガバナンス協会代表理事、世界経済フォーラムGlobal Future Councilメンバー等も務める。日本・ニューヨーク州弁護士。
セッション1-3 8月31日(月)13:40~14:10
SentinelOne Japan株式会社
基調講演1-2 8月31日(月)15:00~15:30
現実にCtrl+Zはない。フィジカルAI時代のAIスチュワード
AIは画面を飛び出し、工場や倉庫で身体を持って働き始めた。しかし現実の失敗は、デジタルと違いCtrl+Zで取り消せない。現場でのIT実装20年の経験とWEFへの寄稿を踏まえ、取り返しのつかない事故を防ぐ鍵となる新役務「AIスチュワード」の実像を、実例とともに語る。
Nexgen Japan株式会社
代表取締役
大野 有生 氏東京工業大学 学士・修士、ケンブリッジ大学 MBA。NTT Data、Visa Worldwide、東京海上等で要職を歴任。サプライチェーン領域で20年にわたりIT実装に従事し、AIを活用した自動化・在庫最適化などのDXプロジェクトを主導。WEFコントリビューターを務めるコンサルタント兼起業家。
セッション1-5 8月31日(月)15:40~16:10
AI時代に見直す、脆弱性対策の在り方 当たり前の攻撃を防ぐセキュリティ運用
AIが悪用され、24時間365日、無差別のサイバー攻撃が当たり前になっています。本講演では、当たり前の攻撃を、当たり前に防ぐための脆弱性対策の考え方と、脆弱性診断の運用方法を解説。年に1度のイベント型診断から、継続的・網羅的な診断と対策に移行するための具体的な手段もご紹介します。
株式会社エーアイセキュリティラボ
事業企画部 ディレクター
阿部 一真 氏
Day2 9月1日(火) ゼロトラスト
個別最適による「名ばかりゼロトラスト」では企業を守れません。いまセキュリティ部門に求められるのは、継続的な検証と改善、AIなど最新技術を活用するリスクベースの適応型セキュリティへの進化です。運用の成熟度を高め、事業継続に直結するアーキテクチャの再設計ポイントを提示します。
モーニングセッション2 9月1日(火)10:00~10:40
ゼロトラストを前提に、もっと便利に、もっと安全に
リモートワークやクラウド利用が前提となり、ネットワーク境界に依存しないセキュリティ設計が求められます。認証基盤やSSO、端末管理、クライアント証明書などを組み合わせ、ゼロトラストを特別なものとせず日常的に運用するための考え方と構成を整理します。
さくらインターネット株式会社
執行役員 / 最高情報セキュリティ責任者(CISO) / 最高情報責任者(CIO)
江草 陽太 氏大阪府出身。洛星中高でロボット研究部を創設。大阪大学工学部電子情報工学科へ進学後、学生時代からシステム開発やISMS取得支援などのセキュリティコンサルを行う。2014年10月にさくらインターネット入社、2016年7月に25歳で執行役員就任。社内全体の技術推進を統括。ネットワーク、データベース、情報セキュリティスペシャリスト。
※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時(2026年3月3日)の情報となります。
Day2 9月1日(火) 運用自動化
サイバー攻撃はAIなど最新技術を悪用して高度化を進めています。増え続けるアラートに人手だけで対処するのは非現実的。ここでは人間の判断力を育てる方法に焦点を当てつつ、AIを活用したセキュリティ運用自動化とその導入ステップを解説。検知・分析・対応を連携させた「統合的に守る仕組み」への道しるべを示します。
基調講演2-1 9月1日(火)13:00~13:30
AI時代のデジタル避難訓練 反射ではなく「判断」で守るサイバーセキュリティ
AI時代に問われるのは、人の判断をどう支えるかです。本講演では、日本の防災文化に着想を得た「デジタル避難訓練」を通じて、反射から判断へ戻るための「間」と「サイバー判断力」の実践を紹介します。AIを防御の道具として使いこなすために、人が培うべき判断力をどう育てるのかをお話しします。
スターバックスコーヒージャパン
サイバーセキュリティ部・部長
蓮見 祥子 氏サイバーセキュリティ、リスクマネジメント、インシデント対応に20年以上従事。人間中心のサイバーセキュリティを提唱し、日本の防災文化や「間」を取り入れた「サイバー判断力」と「デジタル避難訓練」の研究・実践に取り組む。
セッション2-3 9月1日(火)13:40~14:10
AI時代のSOC変革 ~ヒト・AI・自動化による次世代運用モデル~
生成AIの進化により、攻撃の速度・規模・巧妙性は飛躍的に高まっています。一方で、SOC運用ではAIコストやハルシネーション、データ主権といった新たな課題も顕在化しています。本講演では、AIへの過度な依存を避けながら、ヒト・AI・自動化を最適配置するAI Driven SOCを解説。富士通が25年以上培った運用実践知をもとに、AI時代に求められるスピーディかつスケーラブルなセキュリティ運用の実現方法を紹介します。
富士通株式会社
サービスインフラ事業本部 エンタープライズネットワーキング事業部 シニアマネージャー
勝田 圭介 氏
協賛:テクマトリックス株式会社、パロアルトネットワークス株式会社
Day2 9月1日(火) 認証技術とID統制
パスキーなどパスワードレスの普及が進む一方、実運用の難度が導入の壁となっています。分散しやすいハイブリッド/マルチクラウド環境で、いかにIDを統制し攻撃前提の防御を築くべきか。最新認証技術の動向を踏まえた実践的活用法を押さえつつ、ゼロトラストの根幹を成すID統制の要諦について考えます。
基調講演2-2 9月1日(火)15:00~15:30
オフェンシブセキュリティから考えるAI時代のレジリエンスとは
個人情報漏洩やランサム事案のニュースそのものに馴れてしまっていないでしょうか。こうした他人事に見えてしまう意識が自組織のセキュリティを脆くする要因の1つです。今や攻撃者たちはそれなりの戦略を持って弱いところを短時間で狙ってくるフェーズに移りつつあります。本講演では、登壇者が関わったいくつかの事例を取り上げ、平時にこそ考えておくべきレジリエンスに必要なヒントを見ていきたいと思います。
大阪大学
D3センター 教授, CISO
猪俣 敦夫 氏2008年 奈良先端科学技術大学院大学准教授, 2016年 東京電機大学教授, 2019年より現職。大阪大学教授, CISO、大阪府警察・奈良県警察セキュリティアドバイザ、一般社団法人JPCERT/CC理事他。
セッション2-5 9月1日(火)15:40~16:10
認証だけでは守れないー導入前に知っておきたいID統制の現実とは
各社でIDセキュリティへの取り組みが進む一方、IDマスタの不在や権限管理の複雑化などの課題により、プロジェクトが停滞するケースも少なくありません。本セミナーでは、要件定義や導入に携わるIIJの知見をもとに、IDセキュリティを取り巻く動向と見えにくい課題を解説するとともに、弊社ソリューションの紹介を通じて戦略推進のヒントを提示します。
株式会社インターネットイニシアティブ
サービスプロダクト推進本部 営業推進部 DWPソリューション課
北原 祐樹 氏
セッション2-6 9月1日(火)16:20~16:50
AI時代の認証と企業変革を支えるメールインフラ再設計
認証基盤がメール、SaaS、AI活用と密接につながる今、ID保護は企業成長の前提となっています。ID侵害の主因となるフィッシング対策の最前線に加え、AI活用や企業成長を支えるメールインフラ、ドメイン設計、運用最適化の要点を解説します。
日本プルーフポイント株式会社
シニア プロダクト マーケティングマネージャー
羽生 信弘 氏
Day3 9月2日(水) クラウドセキュリティ
AI活用が進む今、マルチクラウドの設定不備やAIへのデータ流入リスクにより、従来のクラウド管理は限界を迎えています。動的に変化する環境を手動で守ることが困難になる中、AI活用とデータ保護を両立させるために何をすべきかを解き明かします。
モーニングセッション3 9月2日(水)10:00~10:30
業務背景から読み解くクラウドセキュリティ ~対策のセオリーと現場の実態~
クラウドの事故は、高度な攻撃だけでなく、権限管理の甘さ、設定ミス、連携先サービスの問題、日常業務の延長線上で起きることが少なくありません。本講演では、生成AI時代のクラウド利用を背景に、基本対策の要点を整理しながら、どのような業務背景が被害につながるのかを考えます。
株式会社川口設計
代表取締役
川口 洋 氏日本のサイバーセキュリティを設計することをミッションとする川口設計代表。 サイバーセキュリティに関するコンサルティングや人材育成トレーニングを提供している。 また、消費者庁やカジノ管理委員会のアドバイザーを務め、官公庁のサイバーセキュリティ向上に協力している。コミュニティのHardening ProjectやISOG-Jの活動を通じ、エンジニアの交流や能力向上にも貢献している。CISSP、CEH。
※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時(2026年5月27日)の情報となります。
基調講演3-1 9月2日(水)13:00~13:30
【ぐるなび】開発者が自走するクラウドセキュリティの実践
CCoEとして取り組んできたクラウドセキュリティの実践事例を紹介します。AWS Security Hub CSPMを活用した可視化や標準化、セキュリティレビュー、継続的なアセスメントを通じて、セキュリティ部門だけに依存せず、開発者が自ら安全なクラウド利用を実践できる仕組みづくりを解説します。
株式会社ぐるなび
技術戦略室 CCoEグループ Tech Lead
石井 拓也 氏CCoEの一員として、AWSを活用したクラウドセキュリティやガバナンスの推進に従事。現場での設計・構築・運用支援を通じて、開発者が安心してクラウドを活用できる環境づくりに取り組んでいる。
Day3 9月2日(水) データセキュリティ
企業の競争優位を支えるデータをどう保護するかはAI活用を進める上で重大な課題です。特に、意図しないAI学習への機密情報混入やデータ主権リスクは経営に直結する懸念といえます。データの重要度に応じた格付けの徹底と、ライフサイクル全体をリアルタイムに制御するデータガバナンスの実践手法を論じます。
基調講演3-2 9月2日(水)15:00~15:30
攻撃者はどんなデータが好物? 最新事例から見るデータセキュリティ
昨今、インフォスティーラー型の攻撃が激化しており、中でも業務用SaaSやVPN、メールアカウントなどの重要アカウントの漏えいは企業のデータ漏えいの大きな入り口となっている。本講演ではインフォスティーラー型のランサムウェア被害を例に、攻撃者からデータを守る術について発表する。
多摩大学大学院
特任教授
西尾 素己 氏サイバーセキュリティ戦略、経済安全保障領域担当として活動。幼少期より世界中のトップホワイトハッカーと共にサイバー攻撃と防衛の技術を磨き、2つの新規事業立ち上げやセキュリティベンダーでの基礎研究等を経て現職。
Day4 9月3日(木) エンドポイントセキュリティ
パッチ未適用の端末や未把握のIT資産は攻撃の足掛かりになります。まずはIT資産を正確に把握し、脆弱性を洗い出して対策することが肝要。メールセキュリティやEDR・XDRによる防御・検知体制、ClickFix攻撃などへの備えも欠かせません。エンドポイントを守る点検のポイントと実践のステップを紹介します。
モーニングセッション4 9月3日(木)10:00~10:40
変化し続ける脅威に「適応」し「育てる」AI・SaaS時代のサイバー防衛術
生成AIなどによる攻撃の高度化により、100%の防御は不可能です。本講演では「侵入前提」の視点から、ID・端末管理を軸としたゼロトラストへの3段階の移行ロードマップを解説します。経営・現場を巻き込み、変化し続ける脅威に適応し「育てる」実効性の高い防衛術をお伝えします。
株式会社トライコーダ
代表取締役
上野 宣 氏株式会社トライコーダ 代表取締役、OWASP Japan代表、ScanNetSecurity 編集長、情報処理安全確保支援士 カリキュラム検討委員。近著に『セキュリティ1年生』、『セキュリティエンジニアの知識地図(監修・共著)』
※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時(2026年3月5日)の情報となります。
セッション4-1 9月3日(木)10:50~11:20
AIによって加速する脅威の状況:回避型攻撃者の時代
生成AIの悪用でサイバー攻撃は「AI対AI」の時代へ。攻撃はマシンスピードに達し、エンドポイントからクラウドまでを横断するクロスドメイン攻撃が主流となり、従来型防御は限界を迎えています。本講演では最新の攻撃動向を踏まえ、統合プラットフォームとエージェンティックSOCによる次世代防御戦略を解説します。
クラウドストライク合同会社
セールスエンジニアリング本部 エンタープライズ第二SE部 セールスエンジニア
小原 正法 氏
基調講演4-1 9月3日(木)13:00~13:30
サイバーセキュリティの最新動向とAI活用 20年以上の脅威観測から学ぶ
本講演では、深刻化が進むサイバー脅威に対して攻撃や脅威アクタを観測することで国産のインテリジェンスを構築する活動に関する最新の研究成果をご紹介します。特にこれらの研究活動のほぼ全てのプロセスにAI活用が急激に進んでいる現状とその課題についてご説明します。
横浜国立大学
大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院
吉岡 克成 氏2008年より横浜国立大学にてサイバーセキュリティ研究開発に従事。同CISO。サイバーセキュリティに関する多数の国家プロジェクト、政府有識者会議に参画。博士(工学)。
セッション4-3 9月3日(木)13:40~14:10
制度開始に向けた事前準備を サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度
経済産業省が2026年度末の運用開始に向けて検討を進めている「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」。これはサプライチェーンに起因するサイバーインシデント対策のために、組織のセキュリティレベルを段階に分けて評価するものです。しかし、求められる対応は多岐にわたり、必要な対応をすぐに完了させるのは容易ではありません。本セミナーでは現時点で発表された内容を踏まえ事前に準備できるポイントや対応方法を紹介します。
Sky株式会社
ICTソリューション事業部 システムサポート部
田中 優里 氏
Day4 9月3日(木) アタックサーフェス管理
未管理のIT資産だけでなくソフトウェアサプライチェーンの脆弱性や外部公開API、AI活用に伴うMCPの実装など、リスクの起点が拡大しています。これらを死角にしないためには継続的な資産発見とリスク評価の自動化が不可欠。能動的防御の起点となるASMのアプローチについて掘り下げます。
基調講演4-2 9月3日(木)15:00~15:30
脆弱性管理に彷徨う、あなたへ
AIによる脆弱性の発見と修正プログラム作成の自動化。これを脆弱性管理・対応を行うあなたは手放しで喜べますか。脆弱性の公表とその修正プログラムは増え続け、攻撃側の悪用スピードも上がり続ける中で必ずしもそうではないはずです。このセッションでは、現状を踏まえた上で、今、何を考え、取り組むべきか。完璧ではなくとも、最善を尽くしたと言える脆弱性との向き合い方を議論します。
株式会社インターネットイニシアティブ 根岸 征史 氏(@MasafumiNegishi)外資系ベンダ等で、ネットワーク構築、セキュリティ監査、セキュリティコンサルティングなどに従事。2003年 IIJ Technologyに入社、セキュリティサービスの責任者として、セキュリティ診断など数多くの案件を担当。現在はIIJのセキュリティインシデント対応チームに所属し、主にセキュリティ情報の収集、分析、対応にあたっている。
ソフトバンク株式会社 辻 伸弘 氏(@ntsuji)コンピュータの専門学校に通いながら、サイバーセキュリティを手探りで学び、侵入テストの仕事に就きたくて上京。現在は、侵入テストだけでなく、事件・事故を調査するセキュリティリサーチの仕事にも携わっている。侵入テストで培った攻撃者視点や分析力と、リサーチで得た情報・知識を基に、執筆や講演などのエバンジェリストとしても幅広く活動する。
脅威情報分析チーム LETTICE piyokango 氏(@piyokango)インシデントや脆弱性をはじめとしたさまざまなセキュリティ事象のファクトをひたすらに追い求めるセキュリティインコ。Xやブログ「piyolog」、講演、執筆の他、ポッドキャスト「セキュリティのアレ」にも参加し、セキュリティ情報の発信を10年以上続けている。
Day5 9月4日(金) サプライチェーン攻撃対策
子会社や取引先を狙う攻撃が激化する中、2026年度運用の新制度により供給網全体の対策の可視化が求められています。しかし、複雑な取引先の実態把握やガバナンス強化は容易ではありません。制度対応を見据え、全体の負担を抑えつつセキュリティ水準を底上げする実践的な方法を提示します。
モーニングセッション5 9月4日(金)10:00~10:30
工場を止める「見えない供給網」の守り方(OT/IT境界の実務)
部品だけでなく、設計情報、保守回線、海外拠点、委託先が工場を止める入口になる。OT/IT境界の実例から、責任分界、要求事項、現場が動く優先順位を整理し、経営と現場の両方で明日使える確認観点まで落とし込む。
サイバーセキュリティアドバイザー
名和 利男 氏
海上自衛隊において護衛艦の戦闘情報中枢業務、航空自衛隊において防空指揮システムのセキュリティ担当業務等に従事。その後JPCERT/CC、民間のサイバーセキュリティ会社等に所属し、専門分野である情報分析とインシデントハンドリングの経験と実績を活かした、サイバー演習やアナリストトレーニング等の能力向上支援を提供。近年はサイバー脅威インテリジェンス(特に地政学リスク)、外交安全保障やアクティブディフェンスに関する業務に従事。
※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時(2026年8月5日)の情報となります。
基調講演5-1 9月4日(金)13:00~13:30
取引先と共に進める東芝のサプライチェーンリスク対策
サプライチェーンを経由したサイバー攻撃は、情報漏えいにとどまらず事業継続そのものを脅かす時代となりました。しかし、膨大な取引先すべてを従来の調査手法で管理するには、コストと人手の両面で限界があります。東芝グループでは、スコアリングシステムを取引先との対話の機会と継続的改善を促す「マネジメントツール」として運用し、グループ横断での実践的な取り組みを開始しました。本セッションでは、取引先様と共に進めるサプライチェーンセキュリティの考え方と推進体制、スコアリングシステムの具体的な活用方法、そして実践を通じて見えてきた課題と今後の展望についてご紹介します。
株式会社東芝
サイバーセキュリティセンター ゼネラルマネジャー
下田 秀一 氏クラウドサービス開発、ビックデータ基盤開発、IoTエッジコンピューティング、AIプラットフォーム開発の責任者を経て、2019年よりセキュリティガバナンス業務に従事。情報セキュリティ、製品セキュリティの部門長を歴任し、東芝グループ全体のセキュリティガバナンス、オペレーション、人材育成を統括。製造業、日本企業のセキュリティ成熟度向上の為に講演活動も積極的に取組む。NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) 理事、特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA) 理事。
セッション5-3 9月4日(金)13:40~14:10
SCS評価制度を活用した現状整理から実装までの進め方
セキュリティ対策は進めているものの、「現状の取り組みをどのように評価すべきか」「何が不足しているのか」を客観的に整理しきれず、課題を感じている企業は少なくありません。本セミナーでは、情報システム部門で実際に寄せられる相談内容をもとに、SCS評価制度の観点から、自社のセキュリティ対策をどのように整理・可視化し、次にどのような検討を行うべきかについて分かりやすく解説します。さらに、現状の対策を全体像として捉え直すだけでなく、対策の可視化や優先度整理を踏まえた効率的な実装までの進め方と実装例についてもご紹介します。今後の検討を進めるための整理の視点としてご活用いただける内容です。
セコムトラストシステムズ株式会社
ソリューション営業本部 プロフェッショナルサポート営業部 部長
今村 崇志 氏
Day5 9月4日(金) マネージドサービス
事業会社の体制・人材不足が課題となる中、サプライチェーン全体のセキュリティ確保が求められています。限られたリソースでこれに対応するには外部プロの力を活用し、運用負荷を軽減して戦略的業務へリソースをシフトすることが不可欠。自社とMSSの役割分担の考え方や実践的アプローチを紹介します。
基調講演5-2 9月4日(金)15:00~15:30
未来の共創を支える、JR西日本グループのサイバーセキュリティ実践知
JR西日本グループでは、日々の鉄道輸送から決済アプリサービスに至るまで、多岐にわたる事業を展開しています。本講演では、これら多種多様なサービスをサイバーリスクから守り抜くため、JR西日本グループ全体でのCSIRT体制の構築や、マネージドサービスをはじめとする外部の力を組み込んだ運用の裏側について、実務担当者として得られた「実践知」をご紹介します。未来の共創とサービスを底支えするために、情報子会社、公的機関やコミュニティと強固に連携しながら培ってきた、組織・技術両面におけるリアルなノウハウと日々の取り組みをお伝えします。
西日本旅客鉄道株式会社
共創ソリューション本部 システムマネジメント部 情報セキュリティ室 セキュリティ技術 兼 企画戦略ガバナンス
西澤 優里 氏2021年4月に西日本旅客鉄道入社後、情報セキュリティ室に所属。鉄道インフラの社会的影響の大きさからサイバーセキュリティの必要性を痛感し、2023年7月にIPA・ICSCoE中核人材育成プログラム第7期生として制御システムセキュリティを学ぶ。情報処理安全確保支援士として、技術とマネジメント両面から事業を守る貢献を目指す。
セッション5-5 9月4日(金)15:40~16:10
”止めない企業”を実現するセキュリティ強化とは
AI時代に突入し、サイバー脅威が高度化する中、求められるのは防御だけでなく「企業を止めない仕組み」です。本講演では、セキュリティ脅威の進化の予測、求められる対策”レジリエンス強化”の考え方を解説し、実践手法としてのSCS評価制度への対応や情報セキュリティ診断による現状把握についてご紹介します。
NTTPCコミュニケーションズ株式会社
ネットワーク事業部サービスクリエーション部門セキュアネットワーク部 担当課長
大久保 敦史 氏
協賛:フォーティネットジャパン合同会社
図研ネットウエイブ株式会社
セッション5-6 9月4日(金)16:20~16:50
セキュリティ運用業務の基本と外部SOC活用のメリット
深刻化するサイバーリスクと人手不足の中、セキュリティ運用にどう向き合うべきか。本セミナーでは運用の実務内容を具体的に解説し、外部SOC活用のメリットを分かりやすくお伝えします。
東芝ITサービス株式会社
セキュリティ&ネットワークサービス推進室 CISSP 情報処理安全確保支援士
森田 羽南 氏
Day6 9月7日(月) ランサムウェア対策
国内大手企業でもECサイトや物流システムの停止など深刻なランサムウェア被害が相次ぎ、復旧に長期間を要するケースもあります。ここでは、最新のトレンドを把握するとともに、最新のAI技術も活用し、脅威の早期発見から封じ込め、データ流出防止、事業を止めないバックアップ・復旧戦略までのアプローチを紹介します。
モーニングセッション6 9月7日(月)10:00~10:40
大規模攻撃の事例に学ぶ ― ランサムウェア時代のシステム設計と「これだけはやっておくべき」対応策
アサヒ、アスクルのランサムウェア事案では、復旧の長期化やEDRがバイパスされるなど、新たな課題が露呈した。根底には、ランサムウェアを想定していないシステム設計や基本的な対策の不足がある。ランサムウェアが常態化している時代における、セキュリティ製品に依存しないロバストなシステム構築について解説する。
一般社団法人ソフトウェア協会
フェロー
板東 直樹 氏ソフトウェアベンダーから1994年マイクロソフトに入社、システム製品統括部長としてWindowsのプロダクトマネージャーに就任。現BC Signpost(株) 取締役。内閣サイバーセキュリティセンター検討会委員。
※本講演は過去の再放送です。講演内容は配信当時(2026年3月6日)の情報となります。
セッション6-2 9月7日(月)11:30~12:00
攻撃被害を未然に防ぐ:多層防御による実践的セキュリティアプローチ
ランサムウェア攻撃の高度化が進む今、「被害を完全に防ぎ切ることは難しい」という前提に立った「多層防御」の構築が不可欠です。 本講演では、最新の脅威動向を踏まえ、企業が今最優先で取り組むべき「脆弱性管理」と「特権ID管理」を中心に、被害を最小限に抑えるための実践的なアプローチを徹底解説します。
株式会社アシスト
システム基盤技術統括部
中山 沙織 氏
基調講演6-1 9月7日(月)13:00~13:30
セッション6-3 9月7日(月)13:40~14:10
AI時代の企業価値を守る“品質”とサイバーレジリエンス―信頼できるデータ基盤を支える国産ストレージ
サイバー攻撃が高度化し、「防ぐ」だけでは不十分な時代。迅速に復旧できる力が企業価値を左右します。AI時代に求められるデータ基盤とサイバーレジリエンス、国産で培った日立の品質と信頼の強みを解説します。
日立ヴァンタラ株式会社
ソリューション開発・ビジネス推進部 ソリューションビジネス第2G 主任技師
井上 豪 氏
基調講演6-2 9月7日(月)15:00~15:30
ホワイトハッカーの目線で迫る、ランサムウェアグループの実態
近年のランサムウェア攻撃は、組織化・分業化された「ビジネス」へと変貌を遂げています。本講演では、ホワイトハッカーの目線から、AIを駆使した攻撃の効率化、投資対効果を見極めた標的選定、侵入後の権限昇格、横展開、データ窃取と二重恐喝といった最新動向を整理し、組織が直面する現実的なリスクを解説します。
一般社団法人日本ハッカー協会
代表理事
杉浦 隆幸 氏Winnyの暗号の解読にはじめて成功、ゲームのコピープロテクトの企画開発をはじめ、企業や官公庁の情報漏洩事件の調査コンサルティングを行う。昨今では仮想通貨の安全性確保、Androidアプリの解析や、電話帳情報を抜くアプリの撲滅、ドローンをハッキングで撃墜するデモや、自動車のハッキングなどを行う。テレビなどの出演多数。
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