@IT Cloud Native Week 2023冬 -特別編集版- クラウド移行、クラウドネイティブの基礎を学ぼう! もう踊らされない、本当のクラウドネイティブに近づく冬

【基調講演1-1】
基礎から"本当に"理解する、クラウドネイティブの本質とその実践方法
旭化成株式会社 西野 大介
【基調講演1-2】
今から学ぼう!
クラウドネイティブなデータベースの世界

株式会社NTTデータグループ 小林 隆浩
【基調講演2】
Docker公開10周年
Cloud Nativeの旅路と次なる一歩

さくらインターネット株式会社 前佛 雅人
【基調講演3】
決済サービスにおける
クラウドセキュリティ

PAY株式会社 高野 兼一

【Amazonギフトカードを進呈】(参加&アンケート回答の方)
※条件の詳細は視聴ページ内にある案内をご確認ください

一部企業の間で、クラウドネイティブの実践に向けた取り組みは始まっているが、多くの企業にとって最大の壁になっているのは「クラウドにどう移行するか」「どのクラウドを選び、どう使うか」だ。

そもそも、何をクラウドに移行すべきなのか。何のためにクラウドネイティブをやろうとしてきたのか。ベストプラクティスが定まっていないのが現状だ。貴方にとってのベストプラクティスは、貴方の中にしかない。ベストプラクティスにたどり着く唯一の方法は、基礎からしっかりクラウドネイティブを振り返り、学ぶことだ。

本セミナーでは、2023年9月に開催した「Cloud Native Week 2023秋」の特別編集版を提供。「クラウドネイティブ」を真剣にとらえたい貴方に送る、クラウド移行やクラウドネイティブ実践のポイントが分かる3日間。

開催概要

名称
@IT Cloud Native Week 2023冬 -特別編集版-
クラウド移行、クラウドネイティブの基礎を学ぼう!
もう踊らされない、本当のクラウドネイティブに近づく冬
会期
2023年12月6日(水)~12月8日(金)
形式
ライブ配信セミナー
主催
@IT編集部
参加費
無料
対象者
開発部門で経営者、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定をする立場の方、企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者、SIerなど

※申込の締切は 2023年12月8日(金)14:00 までとなります。

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プログラム

Day1-1 12月6日 クラウドネイティブの始め方

どう「クラウドネイティブ」を始めればいい? 誰も教えてくれない本当の基礎を徹底解説。

オープニング 12月6日 12:55~13:00

アイティメディア株式会社 編集局 統括編集長
内野 宏信

基調講演1-1 12月6日 13:00~13:40
基礎から"本当に"理解する、クラウドネイティブの本質とその実践方法 – 旭化成におけるデジタル戦略 –

クラウドを本質的に理解し活用につなげるためには、クラウドに至るまでの歴史的文脈を理解し、クラウドの特性と成功、失敗例をつなげて捉え、自分たちに合った実践方法を見つけることが重要です。本講演では、3年連続でDX銘柄に選ばれた旭化成の成功・失敗事例を通じて、クラウドへの理解と実践の過程を深掘りします。

旭化成株式会社
デジタル共創本部 DX経営推進センター 共創戦略推進部 エキスパート
西野 大介 氏旭化成株式会社 デジタル共創本部 DX経営推進センター 共創戦略推進部 勤務。高度専門職(エキスパート)として、グループのデジタル開発支援や開発標準策定、デジタル人材育成企画、DXコミュニティ運営など組織横断でのデジタル推進・組織変革を担当する。過去には大手損害保険会社にてアジャイル開発推進(スクラムマスター統括 / 先進技術開発チームリーダー)およびグループ全社の大規模DX人材育成の企画・推進を担当するなど、事業会社のデジタル変革における幅広い実績を持つ。
※講演内容は配信当時の情報となります(配信日:2023年9月14日)

セッション1-1 12月6日 13:50~14:20
ソフトバンクが考える生成AI時代のクラウド基盤とは

現在、生成AIが注目を浴びる中、クラウドの活用はビジネスにおいて必須の要素です。しかし、オンプレミスからクラウドネイティブへの移行は過渡期にあります。急速に進むクラウド活用における成功のカギはセキュリティとネットワークです。ソフトバンクが考える生成AI時代のクラウド基盤について、具体例とともにご紹介致します。

ソフトバンク株式会社
法人事業統括 ソリューションエンジニアリング本部 クラウドデザイン統括部 SE第2部 担当課長
中山 浩幸 氏

Day1-2 12月6日 クラウドネイティブなデータベースとは?

クラウドネイティブを目指す上で、データベースはどう選べばいいの? 最近注目の「NewSQL」の特徴は? 有識者が語るクラウドネイティブにふさわしいデータベースの要件。

基調講演1-2 12月6日 15:10~15:50
今から学ぼう!クラウドネイティブなデータベースの世界

クラウドネイティブと言う言葉が一般的になった今、データベースの世界も変化を遂げています。データベースを選ぶうえでの基礎的な知識やこれまでと変化した点、今後どうなっていくのかについて紹介します。

株式会社NTTデータグループ
テクニカルリード(データベース)
小林 隆浩 氏さまざまなプロジェクトで基盤担当のエンジニアとして経験を積む。中でもデータベースに関する設計、運用、トラブルシューティングなどの業務で実績があり、得意とするDBMSはOracle DatabaseおよびPostgreSQL。データベースや基盤技術に関するコミュニティーに積極的に参加し、国内外のカンファレンスで登壇実績を持つ。

セッション1-2 12月6日 16:00~16:30
マルチクラウド時代の効率的なデータベース選定と運用

クラウド利活用が進む今、エンジニアはより多面的な知識と技術が求められています。アプリ開発・構築や他機能はクラウド移行が円滑に進む中、データベースの移行はその複雑性、工数や費用等の面からもどうしても後手に回りがちです。その理由として過去の手法の踏襲等が挙げられます。エンジニアリソースを担保しながら効率的なデータベース運用、構築にはどの様なポイントが求められるのでしょうか?本セッションではKubernetesとデータベースという視点から、DXを推進する上でのデータベース選定、効率的な運用や構築についてご紹介します。

エンタープライズDB株式会社
執行役員 セールスエンジニアリング本部長
村川 了 氏

セッション1-3 12月6日 16:40~17:10
クラウドネイティブなマルチモデルデータベースCouchbaseのご紹介

メモリファーストアーキテクチャの採用により高速なレスポンスを可能にしたエッジからモバイルデバイスまでをサポートする多機能な分散データベースCouchbaseの機能、およびユースケースをご紹介いたします。

Couchbase Inc.
フィールドエンジニアリング セールスエンジニア
岸田 晴雄 氏

Day2 12月7日 開発・運用

何のためにクラウドネイティブ実践してるの? 何をどこまでやればクラウドネイティブ? 有識者が語る、本当のクラウドネイティブ実践の今。

基調講演2 12月7日 13:00~13:40
Docker公開10周年 ~ Cloud Nativeの旅路と次なる一歩

2013年のDocker公開以降、コンテナ仕様の標準化や周辺ソフトウェアの発展により、Cloud Nativeと呼ばれる一領域が形成されるに至りました。Dockerの10年間の歩みを振り返りつつ、改めてコンテナ技術の基本と導入手順、そしてCloud Nativeの価値と可能性を考えます。

さくらインターネット株式会社
ES本部ES部人材支援グループ テクニカルコミュニケーター
前佛 雅人 氏データセンタで物理サーバ運用保守に従事した経験を活かし、クラウド技術に関連するオープンソース活動等に携わる。近年は技術のバックグラウンドを活かし、社内外の教育や、人事部門の業務に携わる。2023年、日本人で初めてDocker Captain(アンバサダー)として活動中。
※講演内容は配信当時の情報となります(配信日:2023年9月13日)

セッション2-1 12月7日 13:50~14:20
ログが重要!Elasticが実現する新しいオブザーバビリティ監視の世界

新しいクラウド関連技術の浸透によって生まれたオブザーバビリティという概念は、クラウドネイティブに限らず複雑化するすべてのITシステムに適用できるものです。ただログ監視が改めて重視され、APMとの相関と可視化なども求められ、既存監視の応用では実現が難しくなっています。検索技術で培ったデータ管理手法を用いてこれらの問題を一気に解決するElasticのオブザーバビリティソリューションを紹介します。

Elasticsearch株式会社
ソリューションアーキテクチャ シニアマネージャ
福田 慎 氏

セッション2-2 12月7日 14:30~15:00
APMとDBモニタリングによるボトルネック解消

APMによるアプリ視点と、Datadog データベースモニタリング(DBM)によるクエリ視点の両方から、システム全体を把握して、ボトルネックを解消する方法をデモを交えて解説します。分散トレーシングからの解析、クエリメトリクスと実行計画によるDBパフォーマンスチューニングの方法を学べます。

Datadog Japan 合同会社
シニア テクニカル エバンジェリスト
萩野 たいじ 氏

セッション2-3 12月7日 15:10~15:40
KDDIがID・同意管理のサービスを提供する理由とPPMの使い方

個人情報保護の法制度が厳格化する今、顧客情報の管理は不可欠になっています。顧客IDや同意管理の機能を0から開発するには多くの課題が存在し、時間とリソースを要しますが、「KDDI IDマネージャー」では課題を解決することが可能です。KDDIの事例を元にサービス概要とPPMのAPI利用方法についてご紹介します。

KDDI株式会社
ソリューション事業本部 DX推進本部 DXサービス戦略部 リカーリングG コアスタッフ
岡崎 祐治 氏

セッション2-4 12月7日 15:50~16:20
老舗小売企業のおもてなしとクラウドネイティブの微妙な関係

クラウドネイティブが叫ばれて久しいですが、既存の大規模システムはクラウド化させることが正解なのか?老舗小売企業であるからこそ直面した課題について、失敗談や体験事例を織り交ぜながらお話しいたします。

株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ
ICTサービス事業部 アカウントエンジニア担当
平山 弘之 氏

Day3 12月8日 セキュリティ

クラウド、何をどこまで守る? クラウドネイティブでは、どこをどう守るべき? 有識者が語る、本当のクラウドネイティブセキュリティの勘所。

基調講演3 12月8日 13:00~13:40
決済サービスにおけるクラウドセキュリティ

オンライン決済の利用は年々増加傾向にありますが、一方でセキュリティの重要性も増しています。オンライン決済サービス「PAY.JP」は、AWSによるフルクラウドで構築・運用されており、クレジットカード業界のセキュリティ基準の最新版「PCI DSS v4.0」に準拠しております。クラウドを活用して「PCI DSS v4.0」に準拠した経験から、クラウドで運用する決済セキュリティについてお話しさせていただきます。

PAY株式会社
代表取締役CEO
高野 兼一 氏1990年 生まれ。早稲田大学在学中の2012年に決済サービスを運営するピュレカ株式会社を設立。2014年にBASE株式会社に加わり、決済事業を統括するPAY Division のマネージャーに就任。「支払いのすべてをシンプルに」をミッションに、2015年9月よりオンライン決済サービス「PAY.JP」を運営。2018年1月、 BASE社のPAY Division分社化にともない、 BASE100%子会社のPAY株式会社を設立、代表取締役CEOに就任。
※講演内容は配信当時の情報となります(配信日:2023年9月14日)

セッション3-1 12月8日 13:50~14:20
Microsoft 365の情報漏洩対策に!押さえておきたい推奨セキュリティ設定とは?

昨今、急速に普及が進んでいるMicrosoft 365。業務の幅が広がる一方で、設定不備を起因とした、情報漏洩のリスクも潜んでいます。本講演ではMicrosoft 365の環境を診断するスペシャリストが、「ここだけは押さえてほしい」設定について管理画面を例にご紹介。SharePoint・OneDriveなどのデータの外部共有や、認証・ゲストユーザーの設定など、ポイントを解説します。

エムオーテックス株式会社
サイバーセキュリティ本部 エキスパート
前田 誉彦 氏

セッション3-2 12月8日 14:30~15:00
CloudNativeにもエンドポイントセキュリティを!~クラウド環境にもエンドポイントセキュリティが必要なワケ~

クラウド環境はエンドポイント端末からアクセスされるため、エンドポイント側とセットでの対処が必要です。クラウド環境では設定不備によるデータ漏洩、エンドポイントからは端末乗っ取りからアクセスを許すことが起こりえます。CrowdStrikeを利用することで実現できること、抑えておくべきポイントをご紹介します。

グローバルセキュリティエキスパート株式会社
サイバーセキュリティ本部 セキュリティソリューション事業部 事業部長
有吉 諒真 氏

セッション3-3 12月8日 15:10~15:40
無料のMicrosoft Defenderを企業で効率的に活用するには?~クラウドネイティブ技術で実現!
「ISM CloudNative」でMicrosoft Defender集中管理~

エンドポイントセキュリティ対策の具体的な方法としては、無料の「Microsoft Defender」が市販のアンチウイルスソフトに劣らない検知率を発揮していることから、利用を検討される企業も多く見られるようになりました。しかし、端末ごとの設定状況を一元管理する機能が不足しており「どの端末がいつスキャンされ、バージョンは最新なのか」など、運用管理に課題が残っています。本セミナーでは、CloudNativeに完全準拠したIT資産管理ツール「ISM CloudNative」を活用することで、Microsoft Defenderを集中管理し、セキュリティ対策の自動化と最適化を実現する方法を紹介します。

クオリティソフト株式会社
プロデューサーチーム
関 哲也 氏

セッション3-4 12月8日 15:50~16:20
Orca Securityを活用したクラウドネイティブなセキュリティのアプローチ

直近の20数年で起こったパラダイムシフトの結果、ソフトウェアはマイクロサービスで実装され継続的にクラウド環境に配備されるようになり、セキュリティは”後で考える”から”常に考える”に変わりました。本セッションではOrca Securityによるクラウドネイティブなセキュリティのアプローチを、デモンストレーションを交えてご案内致します。

Orca Security APAC
Sr. Sales Engineer
山口 央 氏

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●講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
●会期後よりアーカイブ配信もいたします。気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。またアーカイブ配信だけを視聴する場合でも、登録いただく必要があります。
※アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。

お問い合わせ

アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp

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