ITmedia DX Summit Vol.19 データ活用組織、AI活用組織の作り方 ~デジタル化を越えて「強い仕組み」を作る技術~

【基調講演1】
KDDIが進めるデータコラボレーション構想とそれを支える技術
KDDI株式会社 パーソナル事業本部 マーケティング統括本部 副統括本部長 村田 浩子
KDDI Digital Divergence Holdings株式会社 代表取締役社長 藤井 彰人
【基調講演2】
「数字嫌いな組織」がなぜ データドリブン組織になれたのか? 
アジャイルで考えるデータ基盤構築のコツ

嘉穂無線ホールディングス株式会社 代表取締役社長 柳瀬 隆志
【基調講演3】
中外製薬のDX戦略:生成AI・デジタル基盤への取り組み
中外製薬株式会社 上席執行役員 デジタルトランスフォーメーションユニット長 志済 聡子

【Amazonギフトカードを進呈】(参加&アンケート回答の方)
※条件の詳細は視聴ページ内にある案内をご確認ください

実データを基にした顧客分析によって収益力を高めたい、組織に分散するデータを集約、分析してビジネスに生かしたいとロードマップを描く中で課題となるのが、データ基盤をどう整備するかです。

データドリブンのビジネスを実現し成果を上げている企業は、データの価値を引き出すためにどのような環境を構築したのでしょうか。実例を基に、データ活用のヒントを提供します。

開催概要

名称
ITmedia DX Summit Vol.19
データ活用組織、AI活用組織の作り方
~デジタル化を越えて「強い仕組み」を作る技術~
会期
2024年2月21日(水)~2月22日(木)
形式
ライブ配信セミナー
主催
ITmedia エンタープライズ
参加費
無料
対象者
経営者、経営企画の方、社内情報システム部門の担当役員(CIO)、部長クラス、課長クラスの方、DX推進部門の部門長、リーダー職の方、情報システム部門

※申込の締切は 2024年2月22日(木)14:00 までとなります。

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プログラム

Day1 2月21日 データドリブン組織が整備すべきプラットフォームの鉄則

データドリブン経営を目指した基盤整備を急ぐ企業は多いが、組織としてデータの品質や鮮度をどう維持するか、新たなデータをどう効率よく取り込み、使えるようにするか、コンプライアンスやプライバシー保護に万全を期する体制をどう整えるかを網羅的に配慮したエンジニアリングができている企業は多くはありません。データサイエンス、データエンジニアリングのプロがいない組織であっても、これらの問題に対処する方法を見ていきます。

基調講演1 2月21日 13:00~13:40
KDDIが進めるデータコラボレーション構想とそれを支える技術

本セッションでは、企業のデータ利活用の幅を飛躍的に広げ、事業の競争力をさらに高めることを目的とした、「データでつなぐ」「データを巡らせる」「データで生み出す」という3つのパートから構成される、KDDIのデータコラボレーション構想についてご紹介致します。企業間のデータを有機的につなぎ、新しい価値を生み出すために、必要な施策やテクノロジーについて、事例を交えながらご説明します。

KDDI株式会社
パーソナル事業本部 マーケティング統括本部 副統括本部長
村田 浩子 氏 入社以降、コンシューマ営業の企画業務に従事した後、通信業界の転換期におけるブランド強化としてCX導入と全社推進をリード。直近では顧客体験を起点としたDX、デザイン×データドリブンマーケティングの深化、優れた顧客体験価値をスピーディーに創出し続けるためのアーキテクチャ変革を統括。

KDDI Digital Divergence Holdings株式会社
代表取締役社長
藤井 彰人 氏 大学卒業後、富士通, Sun Microsystems, Google を経て、2013年にKDDIへ。クラウド事業やアジャイル開発を推進し、2022年5月より、KDDI Digital Divergence Holdings 代表取締役社長。
FLYWHEEL, iret, KDDI Web Communications, Scrum inc. Japan, SORACOM 取締役
KDDIアジャイル開発センター 代表取締役会長
情報処理推進機構(IPA) 未踏アドバンスト プロジェクトマネージャー

セッション1-1 2月21日 13:50~14:20
ノーコードで作るデータ連携基盤 ~DXを支えるデータ連携とは~

DXを推進していくためには、データ基盤に蓄積されたデータを利活用することがポイントとなり、データとデータをつなぐ「データ連携基盤」が鍵となります。本セッションではDX推進に欠かすことのできない【つなぐ基盤=データ連携基盤】をノーコードあるいはローコードで簡単に構築できるソリューションをご紹介します。

株式会社データ・アプリケーション
マーケティング本部 アライアンスグループ グループマネージャー
中井 基雄 氏

セッション1-2 2月21日 14:30~15:00
ビジネス変革をもたらすためのデータ収集・活用基盤とは?

多角的な視点からビジネス課題のスピーディな解決を目指すうえでは、様々なデータを一極集約し、統合的に分析できるような環境の整備が不可欠です。本講演では、パナソニックグループが、どのような考え方や手法に基づいてデータ活用のための共通プラットフォームを構築し、データの集中管理を実現したかをご紹介します。

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
データ&アナリティクスソリューション本部 アナリティクスプラットフォーム部 チームリーダー
北村 拓朗 氏

Day1 2月21日 現場が生きるデータ活用組織の作り方

顧客の声の解像度を高めるにはSaaSやオンプレミスに分散した現場のデータをどう可視化して共有するかが鍵を握ります。組織全体で顧客や現場の状況を知り、互いにより良い関係を築くためのデータ活用の現実的な方法を紹介します。

基調講演2 2月21日 15:10~15:50
「数字嫌いな組織」がなぜデータドリブン組織になれたのか? アジャイルで考えるデータ基盤構築のコツ

九州のホームセンター「グッデイ」は、かつて電子メールすら利用しておらず、経営においても経験と勘に頼りきるような「超アナログ組織」でした。抜本的な経営改革が必要だと感じた同社の柳瀬社長は、社内の情報資産を有効活用しようと立ち上がるも、組織内にデータが散財し、データ活用どころではなかったと言います。今やクラウドDWHとBIツールを活用したデータ分析環境を構築し、そこから得たデータを意思決定に生かすまでに進化した同社は、一体どのようなプロセスを踏んでいったのでしょうか。柳瀬氏が、イチから始めるデータ分析基盤の作り方とマインドシフトのコツを語ります。

嘉穂無線ホールディングス株式会社
代表取締役社長
柳瀬 隆志 氏 東京大学経済学部卒業後、2000年三井物産入社。 2008年ホームセンター「グッデイ」を運営している嘉穂無線ホールディングス株式会社入社。2016年6月、嘉穂無線ホールディングス株式会社、及び株式会社グッデイ代表取締役社長就任。 2022年2月「なぜ九州のホームセンターが国内有数のDX企業になれたか」を出版 2022年6月、第1回日本DX大賞「大規模法人部門」にて大賞を受賞 する等、DX関する幅広い取り組みも行っている。

セッション2-1 2月21日 16:00~16:30
分断されたデータをつなぎ、リアルタイムでのデータ活用へ

データに基づくスピーディな意思決定がビジネス競争力の重要な核となっている一方で、システムやツールの乱立によりデータが分断され、うまく活用できない課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本セッションでは、データをシステム横断かつリアルタイムに活用するための基盤についてご紹介します。

ウイングアーク1st株式会社
Data Empowerment事業部 ビジネスディベロップメント室 室長
田﨑 早瀬 氏

Day2 2月22日 AI時代に躍進できる企業が取り組むべき技術を知る

あらゆる企業がAIがもたらすビジネスインパクトから無縁ではいらません。機械(AI)が自社データを活用し、新しい価値を創出しやすい環境を構築するにはどのような技術を生かせばよいか。最新の技術動向や事例からヒントを探ります。

基調講演3 2月22日 13:00~13:40
中外製薬のDX戦略:生成AI・デジタル基盤への取り組み

ヘルスケア産業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の動きが加速する中、 中外製薬では「CHUGAI DIGITAL VISION 2030」を掲げ、その実現に向けた3つの戦略「デジタルを活用した革新的な新薬創出」、「全てのバリューチェーン効率化」、「デジタル基盤強化」を策定してDXを推進している。本講演では当社の生成AIおよびデジタル基盤の取り組みについて紹介する。

中外製薬株式会社
上席執行役員 デジタルトランスフォーメーションユニット長
志済 聡子 氏 1986年 日本アイ・ビー・エム株式会社入社。官公庁システム事業部、ソフトウエア事業部等で部長を歴任後、IBM Corporation (NY) に出向し、 帰国後2009年に執行役員公共事業部長に就任。その後も執行役員としてセキュリティー事業本部長等を歴任。2019年中外製薬に入社し、デジタル・IT統轄部門長。2022年より現職。その他、パナソニックコネクト株式会社 社外取締役、科学技術振興機構(JST)さきがけ 領域アドバイザー等も務める。

セッション3-1 2月22日 13:50~14:20
AI時代到来!実例に学ぶ、AIも分析も全方位をカバーするためのデータ活用基盤とは

ビジネスにおけるAIの活用が競争力の源泉となる時代を迎え、企業内に蓄積されたデータを活用するシステム基盤の重要性はますます高まっています。データの効率的な管理や保護からビジネス変革へつなげるデータ活用のためのリファレンス・アーキテクチャとシステムの未来像を解説します。

日本オラクル株式会社
事業戦略統括 執行役員
首藤 聡一郎 氏

セッション3-2 2月22日 14:30~15:00
to Cビジネスにおける収益最大化に向けたデータ活用の極意

POSデータ等による売上の見える化や需要予測は、過去を理解し、過去と同じように将来を過ごすことしか出来ません。収益を最大化するためには、本来あるべき市場ニーズを満たす売り場作りが必要です。「顧客理解」基づいた収益最大化を実現するデータ活用アプローチをご紹介します。

SAS Institute Japan株式会社
エンタープライズソリューション本部 コマーシャルソリューション部 マネージャー
井上 義成 氏

セッション3-3 2月22日 15:10~15:40
生成AI時代のクラウドデータ基盤とは

ChatGPTの登場以降、生成AIのビジネス活用に期待が高まる一方、「信頼できるAI」を活用することが求められています。AIをトレーニングするデータを提供するデータ基盤は、この信頼できるAIの実現に重要な役割を担います。本セッションでは、信頼できるAIとは何か、それを実現するためにデータ基盤はどうあるべきか解説します。

日本テラデータ株式会社
プリンシパルデータサイエンティスト
森 浩太 氏

セッション3-4 2月22日  15:50-16:20
KDDIとフライウィールにおけるVUCA時代のデータ分析アプローチ

変化の激しい時代において継続的にデータを分析し意思決定を行うことは避けては通れません。法令対応を順守しつつスピード感のある分析を実現するのは一筋縄ではいかないことも事実です。本セッションではKDDI自社内、グループ会社である株式会社フライウィールの事例を通じ、課題に対するアプローチとソリューションをご紹介致します。

KDDI株式会社
ソリューション事業本部 DX推進本部 DXサービス戦略部 リカーリングG グループリーダー
佐々木 徹 氏

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